どうしようもない気持ちを、抱えたまま、健の死から1ヶ月が経った。
死のうと思っても、誰かに邪魔され、生きていると、健のことばかり思い出してしまう。
どうすればいいのかわからず、また屋上に来ていた。
「こんにちは」
また、あの男だ。
「何?なんでいつもいるの?」
キレ気味で、あの少年に話しかけた。
「うーん、君のこと知りたいからかな?」
なんとも言えない返事が帰ってきた。
「だって、死ぬほど好きな人いたんでしょ?うらやましいよー、そんな人いただなんてさー」
軽い反応に、キレそうになった。
「それで?あたしのこと知って、どうするの?」
「わかんない、でも、君のこと好きになっちゃったもん」
よくわからない人だなー。
「ねぇ、名前教えてよ!」
「知ってる?人の名前聞くときは、自分から名乗るんだよ?」
「あー。そっか!俺は、流星。横田流星!」
「前原美月...」
「美月か!よろしくな!」
これが、君との出会いだった。
死のうと思っても、誰かに邪魔され、生きていると、健のことばかり思い出してしまう。
どうすればいいのかわからず、また屋上に来ていた。
「こんにちは」
また、あの男だ。
「何?なんでいつもいるの?」
キレ気味で、あの少年に話しかけた。
「うーん、君のこと知りたいからかな?」
なんとも言えない返事が帰ってきた。
「だって、死ぬほど好きな人いたんでしょ?うらやましいよー、そんな人いただなんてさー」
軽い反応に、キレそうになった。
「それで?あたしのこと知って、どうするの?」
「わかんない、でも、君のこと好きになっちゃったもん」
よくわからない人だなー。
「ねぇ、名前教えてよ!」
「知ってる?人の名前聞くときは、自分から名乗るんだよ?」
「あー。そっか!俺は、流星。横田流星!」
「前原美月...」
「美月か!よろしくな!」
これが、君との出会いだった。