そんな考えを振り払い私は学校へ急ぐ



その時




ひときわ大きい桜の木の下にある人影を見つけた



「え............?」



私は思わず足をとめた



私と同じ制服を着た少年




どこか懐かしさが溢れるその人は



私の愛しき彼



八神柊にどこか似ていた........