「ちょっ…期待していいってどういうことですか?あと、離してください!」 私は顔を真っ赤にしながら片岡さんの胸を押した。 でも、びくともしない。 「そのままの意味だよ。ていうか、離してって…俺のこと嫌か?」 耳元でささやかないでー!!!! 私は一気に身体が硬直した。 嫌… 「…嬉しいから、恥ずかしいから嫌です…重いし」 さっきより絶対体温上がった。 ていうか、もう熱あるんじゃなかろうかってくらい熱い。