1時間くらい私はしていたのだろうか。 片岡さんはその間ずっと私についていてくれた。 「休むか。」 ベンチに座り、使用人の人が持ってきてくれた飲み物を飲む。 でも、コーヒーが見当たらない。 私、コーヒー頼んだよね?? 私の心の中の疑問に答えた。 「お前、飲めないの飲んでもうまくねーだろ。好きなの飲め」 呆れたように笑いながら言う。 なんか、ちょっと複雑。 でも感謝。