「えっとね、喫茶店だよ」

ケーキやら紅茶やらも出す。
ぜひとも片岡さんに来て欲しい。

「…衣装は?」

片岡さんが少し不機嫌そうに聞いてきた。

私は首を傾げてから、クローゼットを開けて取り出した。
裁縫は得意なほうだ。

「これ!可愛いですよね、コレ」

私が取り出したのは、メイド服。
みんなでコレを着るのだ。

「お前…それ、似合うのかぁ?」

お兄ちゃんが茶化しに入る。

「ひどーっ!」