私は結局泊まることになった。

お風呂に入って(もちろん別)、着替えも用意してもらった。

「なんか、すみません。何もかもお世話になっちゃって…」

ベッドに二人で入る。
片岡さんからも、同じシャンプーの香りがする…。

違う、私が同じになったんだ。
そう考えると少し顔が熱くなった。

「いいんだよ。お前は、俺の大事な女なんだから。大人しく世話になっとけ」

そして、私たちは深い眠りについた。