そのとき、片岡さんは唇を離した。
「…やべぇ。俺、我慢できねぇかも…。」
そう言って、片岡さんは私の横に座る。
顔を覆って真っ赤にして、ちらりと私を見た。
「今まで、適当に女といっぱい遊んできたけど…お前みたいな女、初めてだ。」
それは、体型のことですか?
私の考えていることが分かったのか、片岡さんは私をギュッと抱きしめて言った。
「体型とかじゃなくて、普通に。こんなにシたいのに我慢してんの俺始めてなんだけど。でも、そんだけ大事にしたいってことだかんな?」
私、幸せだ。
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