耳から、首筋へ唇が移る。
舌を這わせて私の肌をなぞる。

「ぁ…ッ…だめですっ…!片岡さんっ」

私は必死に抵抗した。さすがにまずい。
貝塚くんが言ったように、私にはまだ早い気がする。

こういうことは、大人がするものだよ…!!

でも、片岡さんはやめるどころか、エスカレートしていた。

「俺のモノって印、体中につけてやるつもりだから、無理」

そう言って私の浴衣の帯を起用に解いた。