クスクス笑いながら、レジ上げを終える。

瀬奈は、確かに…と言って笑った。


「ねぇ!それ、番号書いてあるんでしょ?帰り、かけてみよーよ!」

興奮気味に私に言う。

ほんとに彼の番号なのだろうか?
ちょっと不安…

というか、何故、私に名刺を渡したのだろうか?