出会いは、突然に...
マンガ見たいに、出会い頭にぶつかって恋に落ちる!

なんて恋をして見たいが
現実にそんなことは、まずない

なので私と彼の出会いは
単なる私の一目惚れである。

入学式の日
彼は、新入生代表として挨拶をしていた

そんな彼に惚れた私だが...
そう思っているのは、やはり私だけではなく...みんなそう思っていたらしい

入学式が終わり教室に入ると

名波くんともう一人女の子が楽しそうに話をしていた

まわりの人が、二人を見て
幼馴染みの彼女がいて、さらに可愛いなんてずり~よな!

など、話していた

私など、そこに入る余地は全くなかった

そんなとき
え!?今、私と目があった?

て、そんなことないか...

「あ!!ゆか~」

「りっちゃん!同じクラスだったんだね♪」

「うん!てか、さっきからあの二人の話題でもちきりだね」

「うん!かっこよくて頭もよくておまけに彼女もすごく可愛いなんて」

本当、すごいな~!
私なんて相手にするわけないんだろうな~

「結香さ!あいつに惚れてんの?」

「え!?あ、あ、そ、そんなことないよ!
それに、私のことなんて見向きもしないだろうしね」

なんだか、自分でいっておいて悲しくなってくるな~...

「だよね~!てか、彼女もいるみたいだしね」

「う、うん」

私、ばかみたいだな...
さっきも、目があったかもなんて、そんなことないのにね...