ー昼休みー

りなと話しで盛り上がってたところに、

荒川さんが歩いてきて話しかけてきた。

みく
『ねぇ。北川さん、ちょっといい?』

まりな
『あ、う、うん。ちょっとりなごめんね。』

りな
『いいよいいよ、行ってきなー!』

なんだろ。

荒川さんは、背が少し高くて、美人だしどちらかと言えば、モデルみたいな人…。

あこがれちゃう。こーゆーの。

わたし、裏庭に呼び出されてる。

みく
『ねぇ!
北川さんってはやとくんのなんなの!?』

え、その話し!?

やっぱ、朝のって気のせいじゃなかった。

まりな
『な、なにって…と、ともだち…』

みく
『嘘でしょ!じゃあ何朝のあれ!
あーゆーの見てたらマジムカつくんだけど!』

そんなこと言われても…

まりな
『ご、ごめん…』

みく
『あやまれば済むっていう問題じゃないのよ!
北川さん、はやとくんの事好きなんでしょ?
ねぇ、そーなんでしょ!』

まりな
『そーだよ。好きだよ?
わたしがはやとの事好きだったら悪い?』

みく
『は、はやとって呼んでるの?
なに、こいつ!なまいき!』

荒川さんの手がわたしを殴ろうとしてる…

りな
『やめなよ!!!』

え!りな!?

りな
『まりなに手出したらうちが許さないから!
自分が好きだからって他の子が好きになっちゃいけないわけ!?
なに、そのきまり?うち知らない!
しかも、人に手出すなんて最低だよ!?
無理矢理ライバルに身を引かせようなんてそーうまくできると思ってんの!?
そんな事するぐらいなら、自分が身ひけば?
今のあんた、マジサイテーだから。』

すごい、感動的だわ、りな(´;ω;`)

みく
『ふ、ふん!もう知らないから!』



まりな
『ありがとぉ、りな!』

りな
『いいのいいの!手出す方がサイテーなんだから!でもまりな少しは強くなったんじゃない?前のまりなだったら、絶対泣いてたもん笑』

まりな
『な、泣いてないー笑//
え、でも強くなったかなー?』

りな
『なったなった!
…ってそれよりー//』

まりな
『え、なになにー?』

りな
『さっきの会話、
はやとくんも聞いてたよー!//』

まりな
『えぇ!?そ、それ全部聞こえてた!?』

りな
『もーちろんっ♡あーんな大きな声で話してるんだもん!聞こえるよー!笑
そーそ、まりなが好きーって言ったことも!』

まりな
『嘘でしょー!?
もう、信じらんない////』

ついてないなー//

どーしよう。顔あわせらんない//

なんて言えばいいのー(;_;)