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経緯も話終わりこれからの事を理解したみんなは早速各自動き始める。


静まり返っていた倉庫内も今では四方八方から色々な音が聞こえてくる。


人を殴る痛々しい音とか拳を掴まれた時の乾いた音とか……

それはそれは物騒な。



一方私はと言うと。


相手の瞳から視線を逸らさないまま向かってくる拳をキャッチ!


そしてそのまま腹に向かって膝蹴りっ



「痛そうだねー」


「痛そうだねぇ」


「痛くないわけねぇーだろ」



少し離れた場所から、それでもはっきりと聞こえてくる痛そうコール。


それは希龍の幹部トリオのとも。


そう私の目の前で腹を抱えながら蹲るのは希龍の総長様。