あたしが泣き喚いてる理由

それは遡ること2時間前..

美紗たちとカラオケに入ろうと階段を登っていると

「あれ..染谷じゃない..??」

鈴子が言った言葉にみんなは道路の向こうを見る

「えっ..」

道路の向こうではハルキが隣のクラスの女子と歩いていた

「..腕、組んでる..」

今まで恋愛なんて一切興味なさげだったハルキが..

「風花...??」

美紗がおろおろしてた

「だ..イじょぉぶ..ダヨ..??」

大丈夫ではなかった

「だだだだってハルキも高3だよ??
それにあんなにモテるんだもの!!
彼女の2人や3人いたって..
ううぅぅわぁあぁぁぁあん!!!!!!!」

「2人も3人もいちゃだめでしょ..」

そして現在に至る