『りょっちゃん』?


何それ。



疑問に思うも、あたしはそっちを見られずにいた。




なぜなら、琥珀様のお顔が近すぎて身動きできないからさ☆



なんて馬鹿みたいに脳内でカッコつけている間に。


タマと『りょっちゃん』なるものが話し始めていた。




「うん、タマおひさー」


「うむー。かいふくしたのー?」


「そう、やっとだよぉ。」


「次は気をつけなきゃねー」


「ホントだよねー」


「ま、あがりなよぉ。」


「あがってるよぉ。」


「ホントだ!じゃ、きゅうり食べるー?」


「食べるー」


「あれでもきゅうりあるかなー?」


「ないの!?」


「あってもタマが食べちゃうかもー」


「じゃ、ボクはタマを食べるー」


「アハハ~。えーなにそれー」