俺、葉山樹利にはすごく可愛い彼女がいる。



「樹利くん!!」



 ほら来た



 俺の彼女の名前は南瑠衣。明るめの茶色い髪色にぱっちりとした瞳。唇はぷるぷるに潤んでて堪らずキスしたくなる。



「ん?どうした?瑠衣」



 でも俺には彼女に手を出せない理由がある。



 それはなにかと言うと…