「見て!!可愛い〜!」



 俺はイルカを見ている彼女を微笑ましく見ていた。



 その時…



『はーい!ここでイルカさんと触れ合いタイム!!イルカさんと触れ合いたい人は手を挙げてください!!』



「樹利くん、手、挙げてもいい?」



「いいよ」



 すると嬉しそうに手を挙げる瑠衣。



『じゃあ、そこの前から2番目の列にいるシフォンスカートの可愛い彼女!!前へどうぞ~!』