力斗は、サッカー部の練習に行かなくなり
学校もほとんどサボっていた。

それに私と悠真と目を合わそうとしない。

私はしばらくの間は、悠真と付き合えたことが嬉しくて、楽しかった。でも
月日がたつにつれて、力斗のことを考えるようになってきた。

よく考えたら、力斗には優しくばっかしてもらっていた。悠真のことで悩んでたら、ずっと相談にのってくれていた。悠真に振られた日、私が泣き止むまでずっと傍で励ましてくれていた。
そんな力斗を私は裏切った。

私は、どんどん自分をせめてしまっていた。