もう暑い夏も終わり、涼しくなってきた。


今までは、私、力斗、悠真の誕生日には3人でパーティーしていた。
でもなぜか今年からやらなくなった。

私は二人からプレゼントをもらってないし
私も二人にあげていない。

だけど、今まで普通だったことがなくなって、寂しかった。


そんなある日、力斗に呼び出された。

「なに?どうしたの?」と聞くと

「なぁ、俺、お前のことが好き。幼馴染みだから付き合わないとか嫌なんだよね。」と言われた。

私はもちろん混乱した。

力斗のことは本当にただの幼馴染みで、それ以上の気持ちはなかったから。それに、力斗は
秋までの間に、3人と付き合っていた。
当然、かわいい子3人だった。
だから告白されるなんておもってなかった。

もちろん嬉しい。だけど、私は悠真のことが好きだったから、力斗のことは断った。

「ごめん、力斗。私、悠真のことが好きなんだ。」

そしたら、力斗は
「悠真か…、悠真なら仕方ねーな。絶対に幸せになれよ!」って言ってくれた。

だから私は頑張ろうとおもった