……………………………… 「ゆっかり〜〜〜〜〜〜〜〜!!」 「奈々子、痛い。」 そう言って抱きついてきたのは、友達の奈々子(ななこ)だった。 「告白シーン、見てたよ〜〜〜!あの子も可哀想!由香里に相手にされていないのを知ってて、告白するなんて!! ……しかも、フラれたしね!!」 あはははははと笑う奈々子。 「でも、由香里も酷いよね、あの子の気持ち知ったくせに。」 「清。」 この子も私の友達、清(きよ)。