愁のことは信頼してるし、何回も言うけど幼馴染みだ。







だからと言って、そんなことあり得ないか……………。





私は胸を撫で下ろした。




やっとのことで少し落ち着いたから、一階に行くところ。








大丈夫、大丈夫。




トントン






その音が、私が階段を降りているために起きている音なのか、お母さんが包丁で野菜を切っている音なのか、分からない。




「あら、優那」







お母さんが私に気付いた。





「あの―――……、お母さん?」



恐る恐るお母さんに聞いた。






「んー なぁーに?」




お母さん、その笑顔が怖いです………………。