そしていつものごとく一日が終わる。
授業は特に聞かず、寝るか、保健室に行くか、どこかにサボるか。
今日はなんとなく教室に一日中いた。
ある授業の時、窓の外をボーっと眺めていると悠雅が渡り廊下でサボっている生徒たちと話をしていた。
それをずっと見ていた。
サボっている生徒……まぁ、ヤンキーなんだけど。
その人たちと楽しそうに会話をしており、あたしの前では見せない笑顔で笑っていた。
まだまだゲームの終わりは見えない。
そう改めて思った瞬間だった。
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