そして次の日____。






いつもと変わらず遅刻ギリギリの時間で学校に行く。






別に遅刻したってどうでも良いから走ったりなんて絶対にイヤ。






朝起きて、身支度を整えたらいつもこの時間。







そして多分今日は……ぎりぎり遅刻。








運悪くすべての信号に引っかかってしまったからいつもよりも遅くなった。






それでもゆっくりと歩きながら学校につくと、ちょうど校門をくぐったところでチャイムの音が聞こえた。







……やっぱ遅刻ね。







周りはあたしみたいにのんびりとしている人は誰もいない。





みんな一生懸命に走って校舎へと向かっている。






無駄な努力を。