
- 作品番号
- 1019642
- 最終更新
- 2014/11/16
- 総文字数
- 78,921
- ページ数
- 185ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 100,085
- いいね数
- 1
- ランクイン履歴
-
青春・友情49位(2014/11/17)
コンプレックスの長身のせいでどん底の失恋を経験した私を浮上させてくれたのは
主役になれない、バスケ部の2メートル級の守り神だった。
………………………………………………………………………
長身美人、バスケ部新米マネージャー
彩月 千歳(さつき ちとせ)
×
強豪バスケ部2メートル級センター
仇野 泰河(あだしの たいが)
………………………………………………………………………
主役じゃないけど、確かに、ゴールの下で君と私の物語は紡がれている。
優しくて不器用で、ゴールしか見てない君に恋するのは、切ないよ、仇野君。
この夏は、暑く、甘酸っぱく、切ない恋をもたらした。
2014/4/1 掲載スタート
2014/11/10 完結
この作品のレビュー
コンプレックスって、きっと誰もが持っているもので。このお話の主人公・ちーもまた、かわいいコンプレックスを抱えた、等身大の女の子。 等身大。最初から最後まで、まさしくその言葉がしっくりくるお話だなあと思いました。 ちーも、泰ちゃんも、ふたりを取り巻くみんなも。みんながそれぞれに、等身大の青春を生きている。キラキラしたものだけじゃない。そこにはほろ苦い胸の痛みも、あふれる涙も、上手く出ない言葉もあって。でも、そんなふうに一生懸命いまを生きているみんなが、愛おしくて仕方なかった。 ごめんより、ありがとう。嫌いより、好き。どんどん変わっていくちーの姿が眩しくて、コンプレックスだらけじゃない、なんて魅力的な女の子なんだろうと思いました。 主人公にはなれないふたりが主人公の、甘酸っぱい物語。ぜひ、もどかしいほどの青春を感じながら、じっくり読んでいただきたい作品です。
コンプレックスって、きっと誰もが持っているもので。このお話の主人公・ちーもまた、かわいいコンプレックスを抱えた、等身大の女の子。
等身大。最初から最後まで、まさしくその言葉がしっくりくるお話だなあと思いました。
ちーも、泰ちゃんも、ふたりを取り巻くみんなも。みんながそれぞれに、等身大の青春を生きている。キラキラしたものだけじゃない。そこにはほろ苦い胸の痛みも、あふれる涙も、上手く出ない言葉もあって。でも、そんなふうに一生懸命いまを生きているみんなが、愛おしくて仕方なかった。
ごめんより、ありがとう。嫌いより、好き。どんどん変わっていくちーの姿が眩しくて、コンプレックスだらけじゃない、なんて魅力的な女の子なんだろうと思いました。
主人公にはなれないふたりが主人公の、甘酸っぱい物語。ぜひ、もどかしいほどの青春を感じながら、じっくり読んでいただきたい作品です。
バスケ部のマネージャーをやることになった、コンプレックスだらけの女の子ちーちゃん。 それから、バスケ部の縁の下の力持ち、泰ちゃん。 個性的なバスケ部メンバーやちーちゃんの親友に比べたら、二人は目立たないタイプかもしれない。本来なら物語の脇役である存在の二人が、この作品では主役。 恋愛もなかなか進展することもなく、どこまでも不器用な二人。 けれど展開に退屈することもなく、じれじれするような恋に夢中になり、脇役であるはずの二人、また周囲の人がとても魅力的に描かれていました。 主役にはなれなくても、脇役にも役割がある。コンプレックスだらけでも、自分が思うよりも本当は魅力的かもしれない。 誰もが一つくらいはあるだろうコンプレックスを、ドロドロし過ぎずに、さわやかに描いたとても共感できる作品。
バスケ部のマネージャーをやることになった、コンプレックスだらけの女の子ちーちゃん。
それから、バスケ部の縁の下の力持ち、泰ちゃん。
個性的なバスケ部メンバーやちーちゃんの親友に比べたら、二人は目立たないタイプかもしれない。本来なら物語の脇役である存在の二人が、この作品では主役。
恋愛もなかなか進展することもなく、どこまでも不器用な二人。
けれど展開に退屈することもなく、じれじれするような恋に夢中になり、脇役であるはずの二人、また周囲の人がとても魅力的に描かれていました。
主役にはなれなくても、脇役にも役割がある。コンプレックスだらけでも、自分が思うよりも本当は魅力的かもしれない。
誰もが一つくらいはあるだろうコンプレックスを、ドロドロし過ぎずに、さわやかに描いたとても共感できる作品。
コンプレックスがあって自分に自信が持てないけど、いつも一生懸命で、細かいところにもよく気がつく、主人公ちー。
スターではないけど縁の下の力持ち(そして決める時にはしっかりキメる!)。ほのぼの系で優しくて、ちーを気にかけてくれる泰ちゃん。
不器用すぎる2人の距離が、切なくて、愛おしくて。等身大の甘酸っぱい青春をたっぷり感じさせてくれる作品です。
バスケ部のみんなの思い、試合の緊張感、泰ちゃんとの関係。ちーの目線になって、戸惑ったり、ドキドキしたり、時にホロリとしたりしながら読ませて頂きました。
みんなの方言や、個性的なバスケ部メンバー&ライバルにも注目です!
ちーの素直さ、泰ちゃんの温かさに触れながら、読むときっと優しい気持ちになれるはず!皆様も是非ご一読を☆
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