私を包む君。


君の体温、君の鼓動、君の息遣い
私に伝わる、伝わる。


ああ、またなのですか?




また悲しいですか?
また哀しくなりましたか?
また寂しいですか?
また淋しくなりましたか?


君が教えてくれた
君の昔の女に受けた
傷を屈辱を後悔を
私は知ってる。




だけどね、これは酷くないかな?


どれだけ私が理解者でも
信用できる人でも
抱きしめるのはズルくないかな?