「あ、あの…クシュン…」





「俺んち来い」





「え!?」





「風邪引く…風呂入って着替えなきゃな…」





「あの…帰りますから…」





「そんなびしょ濡れのまま?」





「…」





「こういうときは素直にありがとうでいいんだよ」





「あ、ありがとう…ございます」





「おう…」





この時すでに君に興味持ってたのかもしれない





「名前は?」





「安藤みくです。2つ年上のお姉ちゃんいるんですけど…私と違って明るくて…でも今…お姉ちゃんと連絡とれなくて…」





「どんな人?」





「写真ありますよ?」