「アメリカで会ったとき美人な人がいるって興味があって近づいた…でもやっぱ桜にかなうやつはいないって思ったよ」






「私はあんな小娘にまけてるっていうの!?ブスでバカであんなのより私の方が翔平くんは幸せになれるわよ!あんなのの隣に並んで歩いてたら翔平くんあなたが可愛そうよ!」





「わかんねーの?俺はあんたのそういうところ嫌いなの」

「…ハァ…ただあなたがほしくてアメリカから帰国したのよ。それであなたが入院したって聞いてチャンスって思ったの…桜さんの記憶も幼なじみのままだったらしいし私にはいいチャンスだった…でもあの小娘のせいで…」





「…あっ…遥斗。こいつ警察に突き出して」





「ちょっと!何でよ!」





「俺を刺した犯人」





「…ッチ…ハイハイハイ…さっさと連れていけよ」