「忘れたの?ひどいわ…翔平くんの彼女じゃない…私のこと忘れちゃうなんて…」





「知らねーよあんたのこと」





「そう…でも桜さんは覚えてくれてたわ。だから代わりに花瓶の水代えてきたの」





「本当に俺の彼女なのかよ…」





「そうよ?思い出してくれた?」





「…ごめん」





「まあ…いいわ。ゆっくり思い出してくれたらいいわ」