先に屋上に上ってた奴らがなぜか、ドアの前に立ってた。
          ・・・
いや、正しくは屋上のあった場所に立ってる

ドアは?
と思いながらも、外にでたら
すげぇ、ボサボサのショートの髪の女が寝てた。

だれ?
こいつがドア壊したの?

雨・雪「げっ。女じゃん」
昌「あ、コイツ噂の女だ」
純「噂?もしかして、あれか?」
昌「あぁ、容姿と名前が一統する」

うわさ?
なんの?

てか、すげーな。おい!
この学校で初めて膝下スカート見たぜ?
まぁ、いいや

つか
雨「噂ってなぁーに?」
奏「中学のときn「だれ?」」

奏汰の話を遮って聞こえた声は
今にも折れそうなほど細い体をした
さっきまで寝てた女だ。

雨斗と雪斗があからさまにいやな顔をした。

「あ、王様と王子様達じゃん。」

は?
王様と王子様?
こいつ、まじめにいってんの?
だとしたら、うけるよ?笑

奏「あの、あなたこそなぜここにいるんですか?それと、なんでドアがこわれてるんですか?あなたが壊したんですか?」

女「ここにいるのは、あんたらのせいで、女が騒いでうるさかったから屋上にきて寝にきた
壊れてんのは、風が吹いて吹っ飛んじゃった
壊したのは…私?あ、でも風のせいってことで
あー、あといっぺんに質問しないで?
あんた、早口だからわかんなくなっちゃう」

と、ダルそうに答えた後こう言ってきた