昌「イチゴアイスか。」

意外だ、とでもいいたげたな口調。

『意外か?』

「…あぁ。まぁ、好きに女も男も関係ないから、気にすんな」

…………………遠慮気味に言われたのはいいけどよ?
さりげなーく、女っぽいって言われてるみたいでちょっと、ちょーっと腹立つな。

まぁいいか。

「130円だぜー」
‘はいよ、おばちゃん’って言うのが普通?だけど、ここでは
「はいよ、おじs「その先言ったらぶんなぐんぞ?我が甥よ」」
こーなるんだよな。

このおじさんは、俺の親父の弟なんだよね。

購買らしく、エプロン姿じゃなくて
黒のスウェットに黒のパーカー、グラサン
顔は30代に見えないくらいカッコいいから怖く見える。いや、実際怖いけどさ。

雪「あー、おじちゃん!はい200円!」

満面スマイルでおじちゃん呼ばわりされた
おじさんは、顔を思いっきり引き吊らせながらも笑顔を向けながら俺に向かってこう言ってきた

「おい、アキ。コイツにちゃんと教育しとけ。」

雪斗は、?を浮かべながら奏汰のとこに走ってった

おい。俺が悪いみたいになるだろ。
逃げるなよ。

『俺は親じゃねー』

って言ったら皆お金を払いにきたので会話を終わらせた

屋上にむかう角を曲がろうとしたら寒気がした。

購買から、俺をすっげぇ顔で睨みつけられてた
‘教育しとけよ、いいな?クソガキ’と言われてるみたいに。

よし!忘れよう!