いきなり、駐輪場に来たけど
なぜか、バイクに乗らせようとする晃。

月「なんで、乗んなきゃいけないの?」
晃「連れてくとこがあるから。」
月「無理。今日は、行かなきゃいけないとこがあるの!」
晃「いいから乗れ」
月「だから、無理なんだってば!」
昌「明日にすれば?」
晃「…明日は?」
月「明日は、いいよ。」
晃「じゃあ、明日な、」
月「うん。ばいばい」
雨•雪「ばーいばーい!」
奏「では、また明日。」
純「ほな、またなー!気ぃつけやー?」

はぁー。
やっとしつこいのと離れた。

にしても、なんか明日嫌な予感がするのよねー。
なんだろ?

んー、まぁいっか!

とりあえず、急がないと!

~♪~♪

こんな時にだれ?
アゲハか!

ピッ

月「もしもーし、今向かってるよー」
蝶「急いで、キテよー?もー、オソいよー?」
月「あー、ごめんごめん!急ぐは!」

って、言っても…学校から倉庫まで一時間くらいかかるんだよねー(^^;)

ぶぅぅーーん

うるさいなと思いながら後ろを振り向くと
なんと、veriteの幹部の中西 悠(Nakanisi Yuu)だった。
悠は、黒髪に金メッシュなんだよね。
顔は、怖いけどかっこいい方なんだよねー

キキーッ

あ、迎えにきてくれたのかな?
悠は、しばらく私の顔を見てウィッグしてると思ってるから、人違いだと思ったのか…

ぶぅぅーーん

って、走っていっちゃった!

月「って、悠ー!!まってー!ストッープ!!」

最大限の声を出して、聞こえたのか数メートル先で止まった。
…かと、思ったけど、バックで私の所にきた。

悠「月華だよね。ウィッグどうした?」

ぅっ。さっそくそこをつくか(>_<)

月「えーと、屋上にいたら大きな風が吹いて飛んでいったの。それで、男子生徒が忘れていったスプレーで茶髪にしたのー!」

悠「………へぇー。」

………………………き、気まずい

月「に、似合うかな?」
悠「まぁ、あのボサボサよりはかわいい」
月「あ、ありがとー!!」

悠が素直に可愛い、と褒めてくれたのが初めてだったので、つい嬉しくて
抱きついてしまった。

でも、私はこんなの族のメンバーには当たり前の愛情表現なので、気にしない。