晃side

そう。
あの時のことは、今まで忘れたことない。


~中学のころ~

「あー、もぉ暇なんですけどー!」

いつも、言ってるべ。

「晃もさー、喋ろよー」

めんどっ!
晃「はいはい」

「あー、もぉまぢうざいー!
ちゃんとしゃべろってーの」

うざいんなら、近寄るなよ

晃「喋ってる」

「ちゃんと喋んないとモテねーよ?」

はっ。それは、お前だろが。

この頃は、ほんと自分以外を見下してたんだ。

晃「モテてるんで、ご心配なく」

「だよなー。モテるってよくね?」 

晃「あー、道具としてはいいね。」

「うゎー、ひでー笑 ドンッ って、いってーなー。オイッ、どこ見てんだぁ?」

また、始まった。
まぁ、俺にとったらこの高校生もどーでもいいんだけどな。

この頃は、誰が死のうがどうでもよかった。
ちょっと、狂ってたんだな。

「す、すみませんっ!」
そー、言って逃げようとするが…
「おいおいおーい。どこ行こうとしてんだ?もっと、あそぼーよ?黒笑」

あーあ。ごしゅーしょーさま。

「おーい、晃やろーぜ?」

晃「…あぁ。」

ドゴッガッゴッゴッドゴッドゴンッ

「やっぱ、よえー笑 いかにも真面目って感じだしー笑」
つまんねー。
てか、やりすぎたかな。
けっこう、せき込んでるし、、、

晃「わりー。ちょっと用事できたわ。俺、ここで用あるから、帰っていいぞ。口止めもしとくから。」 
嘘だけどさ。
「おー!まぢ?わかった!サンキュー」

バカな、、、名前忘れたや。
んー、バカは信じて走って帰ってた。

晃「おい。すこし待ってろ飲み物と冷やすもの買ってきてやる」

話すとビクッとしてるが、安心したのか安堵してる。

「は、はぃ、、」

走って近くのコンビニに向かった

そのコンビニに、不良がたむろってた。
気にしないで入ろうとしてたんだが
金がほしいのか、ちらちら見てきてる

「なぁなぁ、兄ちゃん。ちょーっとだけ、お金貸してくんね?俺ら無くて困ってんだよね~」

嘘付け。
貸してくんね?とか言ってるけど、返す気ないだろ。
てか、汚い手でさわんなよ。

晃「俺も金ないんで、他当たって」
「じゃあ、全額見せて見ろよ?あるんだろ?」

うぜー。

晃「じゃあ、あげますからコンビニ裏に行きません?」
俺がこう言うとニヤリと笑って移動した

「ほら、金出せよ?」

片手をだして早く出せアピールしてる