涙声でそう舞子が叫ぶ


そして舞子は少し焦った様子の担任に

ステージから連れ戻されてしまった






「やるな~聖也の彼女」




「あっ、あぁ……」




普段はすごく恥ずかしがり屋の舞子


俺にキスをすることでさえ

ものすごく恥ずかしがってた舞子が

たくさんの人の目の前で

俺が誰よりも好きだと叫んだ


思わず圧巻されてしまって

俺はしばらく呆然としてしまった