次の日─ 「聖也ー、またあの二人一緒にいるけど」 廊下を仲良く歩く先輩と昨日の男子 どーゆー関係なんだよ…… まさか付き合ってるとか? 「…陸斗、ちょっと行ってくるわ」 「さすがに聖也でもジェラるよな~」 「うっせ、悪ぃかよ」 「や、聖也なら行くと思ってた」 俺は若干急ぎ足で 二人の元へと向かった むしろ、自然に足が動いてしまった