「部屋の片付けはいいの?」


あぁぁぁぁ。。。


でももう今日は遅い。


いつものように順番にお風呂に入って寝室へと向かう。


一緒のベッドで寝る気満々の陸のテンションは高い。


「陸、自分の布団ひきなよ」


「ええええぇぇ。。もうアズさんと俺は付き合ってるのに~!!」



そんな陸を無視してアタシ陸の布団を綺麗にひいた。



その上に渋々寝転がる陸をベッドの上から笑う。




アタシはいつからこんなS女になったんだろう。




「アズさん?」



「ん?」



「マキさんに俺達のこといっていいの?」




「あ~。。。。」




「言おうっと。笑」



えっ。。逆襲??



何かを企んでいるようなその顔に嫌な予感がした。




「それはアタシの口から言うから。」




「いいゃ俺が言うもんね~マキさんなんて言うかなぁ~」



「ほんまにあかんから。約束してぇ~泣」




「じゃあ上で寝ていい?」




この男。。。



なかなかやるなぁ。。




アタシの顔をニヤニヤ見る陸をベッドに入れた。




そしてアタシにまとわり付いて離れない陸にまたアタシの心臓は早くなる。





「Hする?」




「せ~へん」




「せ~へん。笑」




「そんな真似してるのはこの口??」




そう言ってアタシは陸の唇を軽く引っ張った。