今年ももう終わろうとしている。
部屋にはアタシと陸の2人。
何をする訳でもなくコタツに入ってゴロゴロしているアタシ達はまるで老夫婦。
「アズさ〜ん」
「な〜に?」
「明日実家帰るんだっけ?」
「うん」
「なんか寂しい〜」
そういってコタツの中に潜りアタシが入っている同じ場所から顔を出す。
毎年2、3日は実家に泊まる。
でも今年は日帰りで帰ろうと決めていた。
アタシも陸と一緒に居たい。
「すぐ帰ってくるよ。大人しく待ってましょう。笑」
「・・はい」
そういってアタシの横にピッタリひっついている陸を抱きしめる事なんて簡単に出来そうな気がする。
でもその勇気がアタシにはなかった。
「初詣とか行こうよ」
陸が眠たそうな目でアタシを見る。
「いいよ」
断れるわけがない。
この時からアタシはもう陸がいない生活なんて考えられなくなっていた。
そしてコタツの暖かさでアタシもウトウトしていると、携帯が遠くでなっているのが聞こえた。
「アズさん鳴ってるよ〜」
「う〜ん。」
そんな動きの悪いアタシに変わって陸が携帯を取りに行く。
『もしもし?』
えっ??出てるし。。
「誰??」
そんなアタシを無視して楽しそうに話をする陸はそのまま電話を切った。
「マキさんだったよ。」
「なんて?」
「あさってここで新年会だって〜」
またそうやって勝手に。。
分かったよ。。
部屋にはアタシと陸の2人。
何をする訳でもなくコタツに入ってゴロゴロしているアタシ達はまるで老夫婦。
「アズさ〜ん」
「な〜に?」
「明日実家帰るんだっけ?」
「うん」
「なんか寂しい〜」
そういってコタツの中に潜りアタシが入っている同じ場所から顔を出す。
毎年2、3日は実家に泊まる。
でも今年は日帰りで帰ろうと決めていた。
アタシも陸と一緒に居たい。
「すぐ帰ってくるよ。大人しく待ってましょう。笑」
「・・はい」
そういってアタシの横にピッタリひっついている陸を抱きしめる事なんて簡単に出来そうな気がする。
でもその勇気がアタシにはなかった。
「初詣とか行こうよ」
陸が眠たそうな目でアタシを見る。
「いいよ」
断れるわけがない。
この時からアタシはもう陸がいない生活なんて考えられなくなっていた。
そしてコタツの暖かさでアタシもウトウトしていると、携帯が遠くでなっているのが聞こえた。
「アズさん鳴ってるよ〜」
「う〜ん。」
そんな動きの悪いアタシに変わって陸が携帯を取りに行く。
『もしもし?』
えっ??出てるし。。
「誰??」
そんなアタシを無視して楽しそうに話をする陸はそのまま電話を切った。
「マキさんだったよ。」
「なんて?」
「あさってここで新年会だって〜」
またそうやって勝手に。。
分かったよ。。