「手出して」
「えっ?」
「いいから」
そう言って陸はアタシの右手を持って自分のパーカーのポケットに入れた。
アタシの手は不自然な形で陸のポケットに収まっている。
その上から陸の左手が入ってきてアタシの手を握った。
無理。。
ドキドキが止まらない。。
「アズさんってお正月とか実家だよね?」
それでも陸は普通に話を続ける。
「あ〜一応毎年帰ってるかな。。親がうるさいから〜」
「そっかぁ」
「あっ陸どうすんの?」
「どうしよ。笑」
陸の家族は日本にいない。
でも一緒に実家に連れて行く訳にも行かないし。
「ちょっと顔だけ出したらすぐ帰ってくるから部屋にいてええよ。」
「ほんと?」
「ど〜ぞ」
部屋につくと傘を持っていた陸の右手は真っ赤になっていてアタシはその手を両手で暖めた。
「ありがと」
「・・・うん」
陸はケーキをテーブルにおいてアタシの方を見る。
「っで?どうして怒ってたの?」
まだその話の続きするんだぁ。。泣
陸の目がアタシの目を捉えて離さない。
「ねぇ?」
「えっ。。。っと〜」
「本当のこと言わないとチューするよ」
「えっ?」
「いいから」
そう言って陸はアタシの右手を持って自分のパーカーのポケットに入れた。
アタシの手は不自然な形で陸のポケットに収まっている。
その上から陸の左手が入ってきてアタシの手を握った。
無理。。
ドキドキが止まらない。。
「アズさんってお正月とか実家だよね?」
それでも陸は普通に話を続ける。
「あ〜一応毎年帰ってるかな。。親がうるさいから〜」
「そっかぁ」
「あっ陸どうすんの?」
「どうしよ。笑」
陸の家族は日本にいない。
でも一緒に実家に連れて行く訳にも行かないし。
「ちょっと顔だけ出したらすぐ帰ってくるから部屋にいてええよ。」
「ほんと?」
「ど〜ぞ」
部屋につくと傘を持っていた陸の右手は真っ赤になっていてアタシはその手を両手で暖めた。
「ありがと」
「・・・うん」
陸はケーキをテーブルにおいてアタシの方を見る。
「っで?どうして怒ってたの?」
まだその話の続きするんだぁ。。泣
陸の目がアタシの目を捉えて離さない。
「ねぇ?」
「えっ。。。っと〜」
「本当のこと言わないとチューするよ」