朝食の後片付けをしようとキッチンに戻ると陸が浴室からでてきた。
「携帯なってたよ」
「ありがと」
陸は携帯を手にとってまたメールをうち始める。
12月25日クリスマス。
なんだか失恋したような気分で洗い物をしてた。
そして服を着替えてメイクをする。
「陸、アタシ買い物行ってくるね」
「えっ?俺も行くっていってたのに」
そんな陸の言葉にも立ち止まることなくアタシは部屋をでた。
情けないし、かっこ悪い。
9つも下の男の子相手にすねてるアタシはきっとどうかしてる。
それでも自分の気持ちを抑えることができなくて逃げた。
「ちょっとアズさん??」
ドアの向こうから小さく聞こえてくる陸の声にも反応することなく車に乗り込む。
昨日から降り続いた雪で車なんて運転できるような状態じゃない。
ただ車の中で時間が過ぎるのを待ってた。
愛想もない着信音が鳴る。
敦と付き合ってる時は敦の好きなミュージシャンの着信音だった。
でも別れたときに次曲を選ぶ気にもなれなくて初めから入っている単音の呼び出し音にした。
『もしもし?』
『アズさんどうしたの?』
『えっ?』
『俺、なんか悪いことした?』
『してないよ。なんか陸忙しそうだったから。』
『・・そんなことないけど
・・・今どこ?』
車の中なんて言えないよ。。
「携帯なってたよ」
「ありがと」
陸は携帯を手にとってまたメールをうち始める。
12月25日クリスマス。
なんだか失恋したような気分で洗い物をしてた。
そして服を着替えてメイクをする。
「陸、アタシ買い物行ってくるね」
「えっ?俺も行くっていってたのに」
そんな陸の言葉にも立ち止まることなくアタシは部屋をでた。
情けないし、かっこ悪い。
9つも下の男の子相手にすねてるアタシはきっとどうかしてる。
それでも自分の気持ちを抑えることができなくて逃げた。
「ちょっとアズさん??」
ドアの向こうから小さく聞こえてくる陸の声にも反応することなく車に乗り込む。
昨日から降り続いた雪で車なんて運転できるような状態じゃない。
ただ車の中で時間が過ぎるのを待ってた。
愛想もない着信音が鳴る。
敦と付き合ってる時は敦の好きなミュージシャンの着信音だった。
でも別れたときに次曲を選ぶ気にもなれなくて初めから入っている単音の呼び出し音にした。
『もしもし?』
『アズさんどうしたの?』
『えっ?』
『俺、なんか悪いことした?』
『してないよ。なんか陸忙しそうだったから。』
『・・そんなことないけど
・・・今どこ?』
車の中なんて言えないよ。。