「あっ高崎ごめん。紹介するゎ。こいつ俺の親友の亮。顔はエエけど中身はただの変態やから。笑」




「アホ言うなぁ!!紳士やって。笑


っで彼女??」




亮さんがアタシを見てニコっと笑う。




「違うよ。会社の後輩。高崎あずみちゃん。笑」




「へぇ~じゃあ俺と付き合うか??」



えっ??



軽っっ!!




「もうエエから早く鳥焼いて来いよ。」




「はいは~い。アズミちゃんごゆっくり~」




そういって亮さんは焼き場の方に入っていった。



確かに顔はいい。


優しそうなあの笑顔も。


でもあの軽さは付いていけない。。。



マキとか絶対嫌いなタイプやな。。



そう思いながら中山さんに渡されたメニューを見る。



「高崎、何飲む?」



「えっ~っと。。」



「俺運転あるからアルコール無理やけど、高崎は飲んでエエよ」




「・・・でも」




ビール。。。飲みたい。。




でも今日はあかんって。。


アタシがメニューを閉じた所にさっきの女の子が注文を聞きに来る。



「じゃあ。。ウーロン茶と生中で」




「えっ??」




「飲みたそうな顔してたし。笑」




最悪やぁ。。



アタシそんな顔してた??汗




「じゃあ焼き物はどうされますかぁ?」



「高崎、何好き?」




ズリなんて言えへんし。。。



こういう時なんて言えばカワイイ女でいられるのかな。




そんな事を考えていると中山さんが盛り合わせみたいなものを頼んでくれていた。




こうやって頼んでもらえれば好きな物を食べれる。




やっぱり中山さんは大人だな。。