部長と別れエレベーターに乗り込み4階のボタンを押す。


勢いよく上がったエレベーターは途中2階で停まった。


そして2階のフロアからアタシの憧れの人が乗ってきた。








「高崎?」


「あっ。。」



「何?その顔?笑」



「中山さん。お帰りなさい」



「おぅ。仕事どうだ?」




「あ〜なんとか。」



「そっか。頑張れよ」



そういうと中山さんは4階で降りていった。



あっアタシも降りなきゃ。

そう思ったときには遅かった。




エレベーターのドアが勢いよく閉まる。



アタシはそのまま屋上まで上がる事にした。


屋上のドアを開けると日差しが照りつけていた。



今日は太陽がよく出ていて暖かい。



そして柵の端に座りコンビニの袋からおにぎりとお茶を出す。




久しぶりの中山さんはやっぱり素敵だったなぁ。



17歳の男の子と29歳の大人の男。。。




一人ずつアタシの隣にいることを妄想してみる。



どちらからも付き合って欲しいとも言われてないのに。笑




妄想は自由やもん。




妄想もほどほどに時計を見るともう休憩時間も終わりでアタシは急いで部署へと戻った。