最近の高校生ってみんなこんな感じなんかな。。
アタシは陸の制服を受け取ってハンガーにかけた。
「ありがと。やっぱり年上の女の人はいいね」
「あ、あぁ。。そうかな。。」
そんな言葉に動揺してる自分が恥ずかしい。
「アズさ~ん。ケーキ食べようよ」
「うん」
「じゃあ、アズさん誕生日おめでと~」
「ありがとう」
アタシに食欲なんてない。
ただおいしそうにケーキを食べる陸を見ていた。
こんなの誰かにバレたらマズイよ。。
特に。。。マキ!!
絶対軽蔑されるっ。
ってアタシ。。
もう陸をここに住ませる気??
「アズさん赤好きなの?」
「うん」
「俺も」
「そうなんやぁ~」
「そうなんや。笑」
また。。。
アタシの理性が完全に飛びそうになる。
「ここの家賃って高そうだね」
「そうだね」
「俺もバイトするから払うよ」
「いいって~」
「いいやぁ~払う~」
陸がアタシに顔を近づける。
「・・・分かったから」
これ以上。。。近づかないで。。
「シャワー浴びていい?」
「ええよ」
「ええよ。笑」
そういいながら陸は浴室へと入っていった。
アタシはソファに座り込む。
ちゃんと息が出来てなかったような気がする。。