そんな料理どころの騒ぎじゃない。
「あの陸って。。何歳?」
「17だけど。。」
「ほんまに??」
「やっぱり関西弁っていいね。笑」
「陸。。神戸じゃないの?」
「俺。。横浜。まぁ似たような感じ。笑」
「とりあえずご飯はそれ食べないと。いっぱいあるからよかったら陸もどうぞ。」
「ケーキもあるし~!!」
子供のように嬉しそうに笑う陸を見てアタシは一瞬ドキッとした。
いゃいゃ。。
相手は子供やし!!!
アタシ頭おかしくなった??
相手は17歳。。
ないない。。
そんなアタシの考えも知らない陸は話を続ける。
「明日遥さんと真山さんが荷物持ってきてくれるって」
「そうなん。。。や。。。」
「そうなんや。笑」
なにこの子。。
可愛すぎる。。
「今日は着替えとかは?」
「ん~ないかも。。」
「ちょっと待ってて」
敦のスウェットがあったような。。
あった。。
捨ててなくてよかった。。
「これに着替えて」
「彼氏の?」
「ううん。元彼の!!」
「ありがと」
そうニコッと笑う顔に腰が砕けそうになる。