テーブルの上には部長からのケーキとデパ地下の惣菜が並ぶ。


はぁ。。


真剣にへこむし。。


敦と別れてから独り言が増えたような気がする。



アタシ!!誕生日おめでとう!


そういってお箸を手にした時インターホンが鳴った。



「は~い」


あ~遥からのプレゼントだぁ!!


少しテンションがあがる。



右手に判子を持ちアタシは勢いよくドアを開けた。




ん??



誰?




「あのぉ~これ。。」


どこかの高校の制服を着た男の子がアタシに手紙を渡す。



「えっ?」



「遥さんから」




「あ。。。ありがとう」





そして渡された手紙に目を通す。






「はぁ!?」



意味の分からないアタシは手紙と男の子を交互に見た。



「今日からお世話になります!!」




「いゃ。。ちょっと待って。

ごめん。ちょっとだけ待ってて」




アタシはその子を置き去りにして遥に電話をかける。




も~早くでてよ。。



10回目の呼び出し音で遥はやっとでた。






『もしもし?』



『もしもし遥??』




『うん』




『うん、じゃなくって!!!どういうつもり??』




『あっプレゼントついた?笑』




『冗談だよね?』




『ううん。。だってアズが誕生日プレゼントに年下のカワイイ男の子が欲しいって言ったから。笑』