「お昼休み終わるぞ。笑」
あ~もう優柔不断なアタシの性格をどうにかしたい。。
これはいつもマキにも怒られる。
あまりにも決めるのが遅すぎて勝手に注文されたこともあったっけ。。笑
「じゃあ。。中山さんと同じので」
「お前俺が何頼むか知ってんの?笑」
「いゃ。。中山さんの頼むものなら間違いないかと思って。。。」
そんなアタシを笑いながら中山さんは店員さんを呼んだ。
「カレー2つ」
カレーっすかぁ。。
嫌いなわけじゃない。むしろ好き。
でも中山さんの事だからもっと爽やかなものを頼むのかと思っていたアタシは思わず笑った。
「何だよ。笑」
「いえっ。。」
「お前食べれるん?」
「はいっ」
「ならいいけど。笑」
そして少ししてから運ばれてきたカレ-はアタシが知っているカレーではなく本当にカフェで出してるといぅお洒落な感じだった。
量も程よくて具もうちで作るようなものとは違っていた。
「ど~ぞ」
「はいっ」
一口食べると辛さの中にもほんのり甘みがあっておいしい。
「どう?」
「おいしいですっ!!初めて食べました!!」
「ならよかった。笑」
やっぱり中山さんはカッコイイ。
この人と4月からは一緒に働くんだなぁ。。
今こうやって二人でカレーを食べている姿も周りからみるときっと釣り合ってない。
陸と一緒のときも中山さんと一緒のときもそう思うなんてこれはアタシが変わるしかないって事だよね。。
頑張ろっ!!
そう力が入ったところで中山さんがアタシの方を見て話を始めた。