部屋に帰ると想像以上に散らかってる事に自分でも驚く。
炊飯器のスイッチだけ先に入れてアタシは掃除を始める。
まるで彼氏でも来るかのように念入りに掃除機をかけた。
こんなに雑誌買いこんでたっけ??
山済みになった雑誌を本棚へと直す為にまとめた所でインターホンが鳴った。
えっ!!!
早っ。。(泣)
「は〜い。。」
「必死で片付けてたん?笑」
ゲッ!!
バレてる。。。
「お腹空いたぁ。。。」
そういってマキはソファに座る。
「あと30分待って」
「おっけ〜い。それにしても毎回思うけどこの部屋赤いものが多すぎひん?また増えた??」
「赤好きやもん」
「物には限度っていうものがあるから」
「気をつけま〜す」
ほんとマキには敵わない。
周りから見たらお姉ちゃんに注意されてる妹って感じかな。。
でもアタシは結構その関係を気に入ってる。
マキがいてくれると安心する。