「そっか。良かった」
相馬先生はあたしが不安にならないように微笑んでくれた
《体育祭と文化祭のカメラマンやることになりました》
今日、あった出来事を書いていく
相馬先生はあたしが書くのを隣で頷きながら見ていた
そして、その事をメモしていく
あたしの気が済むまで話を聞いてくれるこの人はとても優しい人だ
「大翔の様子は?」
《大翔は相変わらず優しいです。あたしの親友も“雰囲気が柔らかくなった”って言ってました》
「それは紛れもなく樹里ちゃんのおかげだね。昔は手のつけようのないヤツだったからさ」
小牧先生も同じこと言ってたな
「大翔にとっては樹里ちゃんと出会って良かったみたいだからあんな息子だけど宜しく頼むよ」
あたしは笑顔で頷いた
あたしも大翔と出会って良かったって思ってる
声が出なくなって真っ暗だった世界
だけど、大翔と出会ってその世界が明るくなったのだから…。
相馬先生はあたしが不安にならないように微笑んでくれた
《体育祭と文化祭のカメラマンやることになりました》
今日、あった出来事を書いていく
相馬先生はあたしが書くのを隣で頷きながら見ていた
そして、その事をメモしていく
あたしの気が済むまで話を聞いてくれるこの人はとても優しい人だ
「大翔の様子は?」
《大翔は相変わらず優しいです。あたしの親友も“雰囲気が柔らかくなった”って言ってました》
「それは紛れもなく樹里ちゃんのおかげだね。昔は手のつけようのないヤツだったからさ」
小牧先生も同じこと言ってたな
「大翔にとっては樹里ちゃんと出会って良かったみたいだからあんな息子だけど宜しく頼むよ」
あたしは笑顔で頷いた
あたしも大翔と出会って良かったって思ってる
声が出なくなって真っ暗だった世界
だけど、大翔と出会ってその世界が明るくなったのだから…。

