____________________
______________
________


買い物から帰って来たらホテルの部屋でくつろいでいた


大翔は用事があるからと何処かに行ってしまった


寂しいけど、ワガママ言ってられないから我慢する


「樹里、開けて」


大翔の声がして部屋のドアを開ける


「ただいま。今から出掛けるよ。準備してな」


何処に行くんだろ?


大翔に言われた通り準備をする


「そんな不安そうな顔しなくて良い。出掛けるって言ってもすぐそこだから」


大翔にはあたしの考えてることが分かるらしい


大翔の笑顔に安心したあたしは大人しく付いて行くことにした


着いたのは一つの扉の前


「開けてみたら分かるから開けてごらん」


あたしは恐る恐る扉を開けた