《花歩さんと花菜ちゃんに会いたい》


疲れてはいるもののやっぱり会いたかった


「2人に会いたいのは良く分かるけど、今は樹里の身体が優先」


「そうだよ。花歩と花菜は逃げないから。明日から時間はあるしゆっくり会えるさ」


2人に言われたら休むしかないよね


「体調万全にしていっぱい遊ぼうな。」


大翔の問い掛けに頷く


「樹里ちゃんならこの辺りの地形は分かるだろうし必要なものでも揃えると良い」


「樹里が住んでた街のこと教えて?」


大翔に言われたら断れない


「じゃあ、俺は失礼するよ。樹里ちゃん、ゆっくり休むんだよ?」


奏哉さんはあたしの頭を撫でて去っていった


優しいしカッコいいしお兄ちゃんみたい