「俺が遊人に見えるのか…?」

ピクッと眉毛を動かして見せる。

駿は溜息をつき、俺の髪を引っ張った。

「この容姿。この顔、このフレンドリーな性格。」

周りに響くような声で駿は大声をあげて言った。

「思い切りケツ軽男だろ!!」

流石にグサッときた俺。
地べたに膝を付き、駿の顔を見上げた。

ケツ軽男なんて、どの女も嫌だよな。
ど、どうすりゃいいんだ。

「その女はどんな人なの?」

「ギャップがやばい俺のドストライクな女!あか姉より可愛い!」