~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「真木さん、私は傑が好きです。でも、傑まで走れなくなったら私は…だから、私傑に会いたい。今、会いたいです。だから…だから、会わせてくれませんか??お願いします!!」

「実樹、ここの公園で傑は自主練しているはずだから…」

「ありがとうございます!!」

私は走った。今日はとっても春風が強い日だ。
会いたい。会いたい。会いたい…

大好きなの。あなたが走ってくれることが!!
私はこんなに弱いけれど、あなたがいるから強くなりたいって思ってる。

そう…晴夜もきっと思ってるはずだから!!