「いや…あいつはエースって、騒がれてるし結構なプレッシャーあると思う。それに、いい結果出せなかったらやじだって受ける。相当辛いと思うんだ。だから、少しでもあいつの辛さをわけて和らげたいんだよね。他の奴らも同じだけどねー(笑)」

そうやって、真木さん夕日見てた。

「俺ら、目指したい。あの、頂点。そう…」

「箱根…駅伝ですよね??」

そう、箱根駅伝が私の夢というか支え…だから。
だからってわけじゃないと思うけど、わかってる。
傑が私のために走ってくれているってこと、だから、私は苦しい姿の傑は見たくない…